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2005年07月18日

東京都写真美術館「写真はものの見方をどのように変えてきたか 第2部 -創造-」

東京都写真美術館の開館10周年記念展示「写真はものの見方をどのように変えてきたか」を滑り込みで見てきました。「誕生」「創造」「再生」「混沌」の四部作で展示を行う企画で、今日は「第2部 -創造-」です。
#全部観ようと思って、1部から4部までの通し券を買っていたんですが、ついうっかりしてたら2部は18日までだというので、駆け込みです…。観られて良かった!

今回のテーマは「写真は絵画にどのような影響を受け、どのように絵画の影響から離れて写真ならではの表現方法を確立していったか」。写真の出現によって、絵画がどのように影響を受けたかというのは美術史でも結構定番のテーマですが、逆の視点は初めてだったので新鮮でした。わざわざ写真撮る前にデッサンを描いて、その通りに撮った写真とか展示されていて、ちょっとビックリしましたよ。
逆に顕微鏡写真とか赤外線写真とか、「カメラだから見えるもの」を切り出した写真は、こういう企画の中に並べられるとすごく生きてくるなあ~。

作品の並べ方とか、展示のしかたとか、学芸員さんの意図がビンビンとこちらに伝わってくるような感じで、いい企画だと思います。欲をいうと、展示されている作品のそばに、それを撮ったカメラがレプリカでもいいから展示されてるといいな、と思いました。いや、そのころどんなカメラが主流だったのか、テキストで書いてあっても全然分からないから…

企画全体としては非常に面白かったんですが、いろーんな人の作品が展示されていた割には、あまり個々の作品として心に残るものはなかったかも。マン・レイとかアンセル・アダムスとかハンス・ベルメールとか、私でも名前を知ってるような巨匠の写真もあったんだけど…

「この人の写真をもっと見てみたい」と思ったのは、福 光太郎という人くらい。不勉強で名前も知りませんでした…。ググっても出てこないですね。展示されていたのは2点だけなんだけど、どこかほかの作品も観られるところ、ないかなあ…。

なお、第1部の感想はこの辺に。第3部はおそらく戦争写真。日本はおそらく、木村伊兵衛と土門拳の写真が中心になるのだろうなあ~などと予想。土門拳、私の一番好きな写真家なのです。彼の写真を見に、酒田まで行ったくらい(笑)。楽しみです。

投稿者 ayano : 2005年07月18日 23:12

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