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2005年12月02日

「宮殿とモスクの至宝」


lamp shade
Originally uploaded by tokyo ayano.
世田谷美術館で12月4日まで開催されている「宮殿とモスクの至宝」を見てきました。

入場料1200円が100円安くなる割引券を持って、用賀までお出かけ。しかし用賀駅前でフリーマーケットをやっており、新品のスカート2枚とセーターを入手した結果、5000円の出費…なんて高い入場料になってしまったんだ、私のバカ(^_^;

…さてここから本題。

私はもともとイスラム史専攻だったこともあり、学生のころからイスラム世界の美術品を見る機会に恵まれていました。イズニクのタイルとか、コーランの豪華本とか「ああ、懐かしい…」という感じ。
出品点数122点。一般に日本でイスラム文化にまとめて触れられるケースは少ないと思われるので、これだけボリュームがある展示は珍しいでしょう。
それにしても混んでましたね~。それが一番の驚きだったかも。目玉展示があるわけでもないのに(前にトプカプ宮殿の宝物を上野で展示してたときは、奥様方がスプーンダイヤモンド他のでっかい宝石に釘付けになっていて「ああ、これがこの展示の目玉だったんだ」と知った)、どうしてこんなにお客さんが来てるんだ?と謎に思いながら見てました。

展示品が制作された時代や場所がいろいろまちまちであるため、学芸員さんも見せ方に迷ったろうなあ…などと学芸員さんの心配をしながら見てしまったほど。来場者用のパンフに、簡単でいいからイスラム世界の地図と年表を付けておいてあげると便利かも、と思いました。

個人的には、19世紀イランの油絵なんて見たことなかったので面白かったです。あとガラスの酒器。「イーデンホールの幸運」なんてエピソードは知らなかったよ。
あとはもう素直?に、「ミンバルでっかいなー」とか「この絨毯高そうだなー」とか思いながら回ってました。スルタンやその家族、宰相なんかが着てたカフタンは、わりと地味目なものが出てましたね。もっと「ぅおおお、この細工、すっごーい」とか「この柄素敵!」みたいなのが見たかったなあ…と思ってしまうのは私のワガママでしょうか。
それにしてもこの手の展覧会だと、回りにいる人たちの会話が否が応でも耳に入ってくるんですよね。イスラム美術なんてどう考えても一般常識じゃないんで仕方ないのですが、「これはどうしてこうなってるの?」みたいなお連れさんの問いに、自信たっぷりで間違った答えを教える人が結構いました。
「どうしてなんだろう」と二人でつぶやきあって、答えがでないまま歩いていったりしてるのを見ていると、「それは××で、○○だからなんですよ!!」と解説を入れたくなる(^_^;

#写真はモスクの至宝…ではなく、うどん屋さんにつるされていた、ランプシェードです。ひねりもなにもなくて、すみません…

投稿者 ayano : 2005年12月02日 04:39

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