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2007年02月01日

勧めたいけど勧めたくない映画――「リトル・ミス・サンシャイン」

こことか、こことかを読んでとっても気になった映画「リトル・ミス・サンシャイン」を見てきました。

ヘロイン中毒のおじいちゃん、ゲイで自殺未遂のおじさん、一言もしゃべらない兄、独自の成功理論に取り憑かれてるお父さん、唯一マトモなお母さん……美少女コンテストを目指すオリーブの家族は筋金入りの変人揃い。しかし美少女コンテストで地区予選2位になったオリーブのところに「1位の子が権利を喪失したので繰り上げで地区優勝」との連絡がきたため、家族はおんぼろな黄色いバスにのって、全国大会の会場を目指すことになります。

車の中でも会話ははちゃめちゃ。狭い車内であんなやりとりされたら、絶対参っちゃう、ってくらい。しかも家族を襲うトラブルの数々。果たしてオリーブは無事に全国大会に出場できるのか?というストーリーを書くと「なんだそりゃ!?」って感じなんですけど、でもこの映画、私にはかなりとっても激しくツボでした。

ネタバレになっちゃうけど、特にラストシーン。爆笑しながら涙がポロポロというかつてない体験に、なんとも不思議な気持ちになったのでした。いやぁ、いいもの見たわぁ……

と、ここまで書いてきてナンですが、私としてはこの映画、お勧めしたくないんですよ。普段なら「よかったら是非見て!」と書くところなんですけど。

まず理由の1つは、好き嫌いが結構わかれそうだなあと思うから。R-12指定になってるのもまあ分かるね、ってくらい下ネタもちりばめられてるし。私としてはあちこちに仕掛けてある笑いがかなりツボだったので、非常に面白かったんですけど。

二つめは、あまり先入観持たずにみてほしいから。感動大作ではないので、泣く気でいくときっとスカされます。逆にバカ笑いするつもりで行っても違うと思うし。「ひねりの利いた低予算映画」ですから、あくまでも。

とかいいながら、上にも書いたようになんとも不思議に面白い映画でした。小道具は効いてるし、音楽もツボだったし、あとはなんといっても、ラストシーンのあの“爆笑しながら涙ボロボロ”な感覚はなんといっても初めてだったし。

タコちゃんとこの感想にも書いたんですが、私はゲイのおじさんが一番共感できるかな。あと、おにいちゃんも近所にいたら仲良くしたいタイプ。劇中、お兄ちゃんを妹がなぐさめる(というかはげますというかなんというか…)シーンと、逆に妹にお兄ちゃんが「黙ってハグしろ」と指令を出すシーンがあるんですが、この2つは秀逸でした。

こんなひねくれた推薦でも見てみたくなったら見てみてください。個人的には、この映画が東京で数館しかやらないのは何か間違ってると思うんだけどな。名前は挙げないけど、お金とって上映するような価値もない、しょーもない映画はいっぱいあるのにね。

投稿者 ayano : 2007年02月01日 01:56

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コメント

えーーーと。まずは、ご紹介ありがとう☆
あの曲がCMで流れるたびに猛獣のポーズやってます。
至るところに散りばめられた小さな笑いがツボならば、
けっこう楽しめると思うよ。
たしかに不特定多数には薦められないけど、
好きな人にとっては絶対好きなタイプの映画だよね。
(意味不明)

投稿者 タコ : 2007年02月05日 22:41

も、猛獣のポーズ…(笑)
ここでは控えめに書いてますが、いや、私もホントはお勧めです。泣こう!と思ったり、爆笑しよう!と思ったりしないで、先入観持たないで見て欲しいなーと思っただけなの~。ツボな人にはかなーーーりツボだよね。とりあえず私は非常にツボだったよw

投稿者 管理人あやの : 2007年02月06日 14:26

「リトル・ミス・サンシャイン」は評判を聞いて気になっていました。私もミニシアター好きで、単館で上映する映画ほど素晴らしい映画が多いですよね!そんな映画が知られないのは残念だし、劇場を広めて公開を拡大するとか、多くの人に見てもらいたいですね。

投稿者 KAO : 2007年02月09日 12:07

KAOさん:
コメントありがとうございます!
私、予算をたっぷりかけて、豪華キャストで、派手なシーン満載で、プロモーションもガッツーン!……という映画がどうも苦手でして……(ハリウッド映画と相性悪いらしい)。
ミニシアターで単館上映される映画って、予算はかかっていない感じで地味でも、丁寧に撮ってあるものが多いですよね。でも「もっと宣伝費かけていろんな映画館でやってれば、多くの人に見てもらえるのに」という気持ちもあって、悩ましいなーと思います。

「おお、これは掘り出し物!」という映画に遭遇するヨロコビはこたえられません。最近だと、全然話題にならなかったけど↓の映画がツボでした。
http://www.ayanosuke.net/mt/archives/2006/11/post_556.html

投稿者 ayano : 2007年02月12日 06:54

泣き笑いしちゃいました。見る人を選ぶ映画かもね。僕なんて、"険悪な"シーンは、なんだかナツカシーって感じだしさ(笑) 全然いやじゃない。そして誰が好きかというと、全員好きかな。それは、僕があるていど歳くっちゃったせいかな、と思ったり。

投稿者 ishiguro : 2007年02月24日 16:00

ishiguro兄:
おおっ、見に行ったんですね~。よかったでしょ??
やっぱり「泣き笑い」したってきいて、なんだか嬉しいです^^

投稿者 ayano : 2007年02月25日 00:50