2006年08月01日
ふわっふわでほろ苦:浅草・初音茶屋「氷コーヒーミルク」
「初音茶屋」
東京都台東区浅草2-23-3
TEL:03-3844-7658 営業時間:11:00-20:00 火曜定休
食べたのは…2006年7月
主な値段は…氷コーヒーミルク 600円
関東地方もようやく梅雨明け!ということで、トーキョーウジキントキも更新ペースをぼちぼち上げていきたいと思っています。今年はホント、長い梅雨でしたねえ。そんなわけで、今回は梅雨明けした7月30日に、ちょうど食べていたかき氷をご紹介します。
「浅草でかき氷を食べたいと思ったらどこがお勧め?」と聞かれたら、迷わず名前を挙げるのがここ「初音茶屋」。浅草寺よりも西、ひさご通り沿いにあります。前回ご紹介したのはもう2年前。記事はこちらに。
初音茶屋に来ると、つい氷しるこ(こしあんのかき氷)を頼んでしまうのですが、今回は久しぶりに、一番人気の氷コーヒーにミルクがけで注文しました。かき氷でコーヒー味ってとても珍しいですよね。初音茶屋の氷コーヒーは「甘め」「苦め」が選べます。私は甘いコーヒーがあまり好きじゃないので「苦め」ですが、ほんとに苦いので、自信がない方には「甘め」がお勧め。
東京の下町にある甘味処では、かき氷といえば下に具やシロップがあって、その上に氷が雪山のようにかかっているのが一般的。氷コーヒーもその状態です。今回はミルクも足しているので、雪山の上は氷ミルク、下は氷コーヒーで二つの味が楽しめます。前半は氷ミルクを食べて、しばらくしたら氷コーヒーを食べて、途中から混ぜて食べて堪能しました。最後に氷が溶けると、キーンと冷えたアイスコーヒー状態になるのもまた美味しい。
初音茶屋の氷の特徴は、なんといってもその“ふわふわ”加減。その秘密は……
お話好きで陽気な女将さんによれば、ここでは氷屋さんから買ってきた氷を、木の冷蔵庫に保存しているのだそう。しばらく室温に置いておき、外に汗をかくくらい氷の温度を上げてからかくことによって、ふわふわと柔らかいかき氷になるのだそうです。
ただこれをやると、食べたときに体は冷えにくいかき氷になるけれど、一つの氷から作れるかき氷の量が減ってしまうので、お店的には大変なんです、という話をきいたことがあります(初音茶屋の方ではないんですが)。「かき氷なんて原価はタダみたいなものじゃないの?」とよく言われるのですが、氷はタダじゃないし、寒い日は全然でないし、そんなにお気楽なものではないようですよ。
話がそれてしまいましたが、そんなわけで、ここのふわふわ氷、浅草に行く機会があったら是非どうぞ。店内はクーラーがガンガンに効いている割に、あまり体が冷えずにいただけます。ちなみにこのお店は白玉もおすすめなのです。かき氷じゃないですが、冷たいこしあんに白玉を浮かべた「冷やししるこ」もおいしいですよ。
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2005年09月06日
下町に突然現れた和カフェ:北斎茶房「氷きなこミルク」
「北斎茶房」
東京都墨田区亀沢4-8-5(最寄り駅はJR総武線錦糸町駅、徒歩10分弱くらい)
TEL:03-5610-5331 営業時間11:30 ~ 19:00(木曜定休)
食べたのは…2005年8月
主な値段は…「氷宇治金時」750円 「氷あんず」685円「氷きなこミルク」630円
掲示板で教えていただいて行ってきた和カフェ「北斎茶房」。錦糸町の北斎通り沿いにあります。錦糸町駅から徒歩10分くらい。
シンプルで清潔感のある店構え、入ると高い天井は開放感があり、鉄瓶でお湯が沸いている…店員さんの笑顔もにこやかで押しつけがましくなく、なんともいい感じのお店です。錦糸町というのはなんというか、よく言えば飾らない、悪く言えば下世話な感じの下町(私は地元民なのであえてそう言わせていただく)なのですが、その錦糸町にあるとは思えない感じの上品なお店でした。
そんな北斎茶房のかき氷は、こんな感じ。

まずは定番、氷宇治金時。750円はちょい高めかな、と思いましたが、アンズがのって、白玉も載って、だと仕方ないかなあ。
この宇治金時、実に上品なお味でした。いい豆だなーと思わせる粒あん、ちゃんと主張のある抹茶。ただ、ちょっと甘さ控えめでは…
平たいお皿に盛られてくるのも特徴です。この手のお店としては西荻窪の「甘いっ子」が代表格ですが、ここも似た感じ。見た目の派手さはなくなる半面、食べやすくていいんですよね。
氷のかきかたは細くて長い感じ。十条「だるまや」ほどではないですが、ショリショリ、という食感が楽しめます。
ほかの氷も行ってみましょう。

氷きなこミルク。氷に、練乳がかかり、きなこがどっさりとかかっています。
絵的には地味ですが、しみじみ美味。このきなこが美味しいんですよ!(力説)
ただしこれも甘さ控えめ。宇治金時よりもさらに甘くないため、同行者は「これ、甘くなさ過ぎ…」とあまり気に入ってなかったことを付け加えておきます。
黒みつ氷きなこがけ、というのもあったんで、もしかするとこっちのほうが好みだったかも。

三つ目、氷杏(あんず)。
個人的に、いちばん「…?」と思ったのが実はこれでした。絵的にはきれいなんだけど、味が…基本的に味付けはみつ(せんじ、スイ)のみなので、ちょっと寂しい感じです。あんずはおいしいけど、氷と一緒に食べるソース、ってカンジじゃないしなあ…。
アンズの部分と、バニラアイスの部分を除くと「味がなーい」と思いながら食べることになるのでした。

今回は氷しか食べなかったけど、パフェとかあんみつとか美味しそうだった!季節モノの期間限定パフェとかあるみたいだし…。次回はかき氷じゃないメニューを食べてみたいなあと思います。
投稿者 ayano : 13:53 | コメント (18) | トラックバック
2005年07月24日
スイ?みぞれ?せんじ?甘露?:「みはし」北千住ルミネ店
「みはし 北千住ルミネ店」(WEB)
東京都足立区千住旭町42-2ルミネ北千住店1F TEL: 03-3870-4100
毎週水曜(祝日は営業) 営業時間10:00~20:30
食べたのは…2005年7月
主な値段は…氷クリーム 500円
上野でおそらく一番有名な甘味処、みはし。北千住に支店ができたというので行ってきました。駅ビルルミネの中にあります。中…というか、入り口に近いところ。

氷クリーム500円。みはしでクリームといったら、アイスクリームじゃなくてソフトクリームなのです。「シロップを、いちごとメロンと甘露から選べます」といわれ、今回は甘露にしてみました。…色的には非常に地味ですね。何もかかってないように見える(^^ゞ
と、ここで「甘露?」と思った方も多いのではないでしょうか。

かき氷のシロップで、透明な蜜のことです。「みぞれ」と呼ぶときも多いです。東京では「スイ」というので、私は子供の頃からこの呼び名に親しんでいましたが、地域によって呼び方が違うらしいんですね。愛知、三重、岐阜あたりでは「せんじ」と呼ぶようです。
「甘露」という呼び方は東京でも珍しいような気がしますが、まあ言いたいことはすぐに伝わるかな、という感じです。
もし「うちのほうでは違う呼び方をするよ」という方がいらっしゃったら、教えていただけませんか?ここのコメントでも、掲示板でもかまいませんので是非是非。
#ちなみに、ここの氷、上野の本店と比べると店内の冷房がきつい上かきかたも粗くて、非常に食べてて寒かったです…食べているうちに頭痛がしてきて我慢できなくなり、今シーズン2度目のゴメンナサイをしてしまいました…ちなみに、一回目はナンジャタウンの「北海道かき氷」だったりします(^^ゞ
投稿者 ayano : 05:58 | コメント (5) | トラックバック
2004年09月15日
都内でも天然氷が食べられる:十条「だるまや」
10:00~20:00PM 第3日曜休
「だるまや」
東京都北区十条仲原1-3-6 TEL 03-3908-6644
営業時間:AM9:00~PM8:00,定休日:火曜日
食べたのは・・・2004年8月
主な値段・・・・・宇治金時770円(天然氷),氷カルピス620円(天然氷)
都内で唯一,天然氷が食べられるお店がある…ということで,行ってきました「だるまや」。埼京線に乗って十条駅を下車,駅前の商店街を歩いていくと真ん中あたりにあります。この商店街がすごい活気。いいなあ,こういうの。
さてこのだるまやさん,餅菓子を得意とする和菓子屋さんです。お菓子のほか,いなり寿司やお赤飯なんかも売っていたりして,いかにも昔ながらの気取ってない和菓子屋さん,という感じ。こういう雰囲気,いいなあ。
さて店内に入ると,意外と奥行きがあって広い喫茶スペースが広がっています。
宇治金時を注文すると「普通の氷にします?それとも天然氷?」ときかれました。ここはやっぱり,天然氷で注文。

抹茶の濃い緑と,あずきの色,その上にほそーい氷が筋のようになって斜めにかかっているところが何とも美しいかき氷です。商店街の素朴なお店で,こんなにきれいなかき氷が出てくるなんて…思わず見とれてしまいました。
和菓子屋さんらしく,きっちり炊かれたおいしい粒あんです。
抹茶はシロップを加えず,甘くないもの。粒あんの甘さと合ってオトナの美味です。

最初に聞かれた「普通の氷?天然氷?」という質問は予想外だったので,思わず「天然氷」と反射的に答えてしまったのですが,メニューに書いてある値段に100円足すと,天然氷で作ったかき氷になる,というシステムのようです。

こちらはカルピス氷。シンプルなだけに氷の味がよく分かる…
今まで「天然氷」をうたっているところで食べたのは,ここを含めて四ヵ所。
●秩父「阿左美冷蔵」
●鎌倉雪の下「埜庵」
●忍野八海「富士飲料」
(リンク先はトーキョーウジキントキの過去記事です)
阿左美冷蔵と埜庵は同じ秩父の氷なので一つにまとめるとして,これと忍野八海の氷と,ここの氷とは三種類全部違う味がします。今まで,氷そのものの味については,考えたことがなかったのですが…。
水(氷)の味を文章で説明するのは非常に難しいのですが,敢えて言うなら秩父の氷はすごく柔らかさを感じる味,忍野八海の氷はスッと固い清涼感のある味と言えばいいでしょうか。ここの氷はバランスがよくて丸~い半面,印象は薄い味,と感じました。
外に出てお金を払いながらお店の方と立ち話。お話好きな方で,いろいろ教えていただきました。ここのお店で使っている天然氷は,主に日光と軽井沢から買っていて,私がいただいたのは日光の氷だったそう。ここのところは暖冬続きなせいか,年々仕入れる氷の厚みが薄くなってきているのだそうです。なるほど…
ほかのかき氷(いちご,メロン,レモンといった定番のほか,ピーチなどもありました)のシロップはすべて市販のものなので,やっぱりできたらあずきか抹茶のメニューを食べて欲しい,うちは和菓子屋だから…ということでした。それはそうですよね。
家に帰ってから調べてみたら,現在天然氷を作っている氷屋さんは全国でも五軒くらいしかないのだそうです。場所は日光に三軒,軽井沢と秩父に一軒ずつ(あれ?山梨は?)。
来年のかき氷合宿は,北関東の氷室をドライブしながらはしごするかなあ…などと考えている今はもう九月半ば。今月下旬でトーキョーウジキントキは終了ですので,残り少ない期間ですがみなさまよろしくお付き合いくださいませ。m(__)m
投稿者 ayano : 03:15 | コメント (8) | トラックバック
2004年08月13日
ほろ苦、ほろ甘、夏みかん:亀戸「船橋屋」
「船橋屋」(WEB)
東京都江東区亀戸3-2-14 TEL:03-3681-2784
食べたのは・・・2004年8月
主な値段・・・・・氷夏みかん 630円、宇治金時 682円、白玉トッピング 105円
東京の下町、亀戸に古くからあるくず餅のお店「船橋屋」。亀戸土産の定番です。
亀戸天神のそばにある本店のほか、駅前や柴又帝釈天のそばなど、数店舗展開しています。数年前からかき氷を始めたということで、行ってきました。

氷夏みかん。
ゆるいマーマレードのようなソースがかかっています。ほんのり甘く、ほんのり苦く、じつに美味。横に添えられた夏みかんの甘煮もおいしい。
同行者は夏みかんが嫌いなはずなのに「おいしい!」といって食べていました。
ただ、惜しむらくはあまりにも氷がガリガリなこと。
これじゃかき氷じゃなくてクラッシュアイスです…
店内がクーラーきつめなこともあり、半分食べたあたりで猛烈に寒くなってしまい、食べるのに難儀しました。

そして宇治金時。特筆すべきほどおいしい宇治でもなく、感動するほどおいしいアズキでもないのに、なぜか二つあわさるとそこそこおいしい。バランスの勝利?
宇治金時もやっぱり、氷はガリガリ。
105円のトッピングで白玉4つついてきました。ん、これも普通においしい。

本店のお店の様子。亀戸天神参詣の帰りにはぜひどうぞ。
おみやげはもちろん、くず餅で。
投稿者 ayano : 10:24 | コメント (3) | トラックバック
2004年07月19日
頭が痛くならないかき氷:浅草の穴場的名店「初音茶屋」
「初音茶屋」
東京都台東区浅草2-23-3
TEL:03-3844-7658 営業時間:11:00-20:00 火曜定休
食べたのは…2003年7月
主な値段は…氷宇治金時 600円 氷しるこ 550円
浅草の隠れたかき氷の名店といえばここ。浅草寺のさらに裏「ひさご通り」沿いにある古ーいお店です。(牛鍋の老舗「米久本店」から近い、と言えば、分かる人には分かるかな?)
宇治金時は下につぶあん、その上に氷を載せて、一番上に抹茶を溶かしたシロップをかけるというオーソドックスなタイプ。私が行った日はたまたまつぶあんが切れていて「こしあんでもいい?」と聞かれ、「氷しるこ抹茶がけ」の状態で出して頂きました。
抹茶とあんこのバランスがよく、上述の通り氷のおいしさが相まって、全体的に非常にバランスのいいかき氷です。
正直、あまりきれいなお店でもないし(…というか、外観は見るからに古びている…)、化粧の濃いおばちゃんが女主人というのも甘味処には珍しいタイプ。知らなかったらまず入ることがないお店と思われます。浅草といっても、浅草寺よりも大分北になるので、浅草駅よりも、銀座線田原町駅から歩いたほうが近いかも。
さて、ここで特筆すべきは氷。細く柔らかく、口に入れるとスッと溶けます。私の知人にも「かき氷食べると頭が痛くなってダメなの」という人が何人かいるのですが、このお店で氷を食べてもらったところ「ホントだ!全然頭が痛くならない!」と驚いていました。
ここの氷は、すごくきめが細かいんです。上に何もかかっていない、氷しるこの写真をご覧下さい。

ちょっと慣れないデジカメだったこともあって、写真が下手で申し訳ないです。ホントはマクロでどアップ写真を載せたいところなんですが…。
注文すると、古い機械がガオンガオンと音を立てて、機械でかいていることが分かります。ほかのお店と同じように機械でかいているのに、なんで氷が柔らかいんだろう…と思って聞いてみると、「おいしい氷を買っているのよ~。でね、木の冷蔵庫で保管して、かく前にすこし室温に置いて、汗をかかせてからかくの。そうするとかき氷はおいしくなるのよ」とのこと。なんでも、氷を木の冷蔵庫に入れると「まったりする」のだとか。ほかにも、刃の角度とか、いろいろ秘訣があるのだそうです。
ここのおばちゃん、何しろ話し好きでいい人なのです。かき氷についてきくと、いろいろ教えてくれますよ。
店内は結構冷房が効いているのですが、食べた後からだが不快に冷えると言うこともなく、やっぱりここのかき氷はおいしいなあ…と感心したのでした。
ちなみに、私はつい「氷しるこ」(こしあんで作ったかき氷)を頼んでしまうのですが、たぶん一番人気のメニューは「氷コーヒー」。食べ終わって器の底に溶けたコーヒーを飲むと、アイスコーヒー状態になっているというかき氷。「甘め」「苦め」を選べるので、お好きな方をどうぞ。

